シリカ微粒子顕微鏡写真
- 開発のきっかけ
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当初、オレフィン樹脂を加工した製品開発をメインに進めていましたが、有機・無機のハイブリッドのテーマとして何かないかと模索する中、ゾルーゲル法という元々はガラスを低温で作る技術があることを知ったことが「ハイプレシカ」開発のきっかけでした。
現在の「ハイプレシカ」の原型は、サブミクロンのシリカ微粒子の研究の中で分散液を静置して沈降させた塊がオパール色を呈したことにありました。電子顕微鏡観察してみると球状で非常に径が揃った粒子が見事に六方最密充填構造を形成していることがわかり、これにより光の干渉を生じたことが分かりました。